その製作の仕方から完全手彫り、手仕上げ、機械彫りと
3つに分け、自主規制したようです。
本来の目的は、このことにより、消費者に対して、
印鑑の価値を見極めやすくするものです。
しかし、現実は言葉だけが踊り、
どう見ても機械彫りを
完全手彫り、手仕上げとして、販売しているところが多く、
嘆かわしい現状です。
印鑑の製作工程は大きく3つに分けられます。
1.字入れ(印稿作成)
@完全手彫りの場合は、印材に直接、鏡文字で書く、
あるいはガンピに書き印材に逆さに転写する。
A手仕上げの場合は、印稿を手で書きスキャナーで読み込む。
あるいは、パソコン上で既製のフォントを使用せずに
オリジナルの印稿を作成する。
B機械彫りは、既製フォントを配置するか、
彫刻機メーカーが作った印影データを使う。
2.荒彫り
@完全手彫り手彫りは、機械を一切使わず、印刀で彫っていく。
A手仕上げは出来上がりイメージより全体的に太く機械に彫らせる。
B機械彫りは、この荒彫り工程で、基本的には終了。
たいていの機械は文字痩せして字が細くなってしまうようです。
3.仕上げ彫り
@完全てぼりは、印刀を仕上げ刀に持ち替え仕上げていく。
A手仕上げは彫刻機で彫りきれていない所を印刀で彫り、
仕上げ刀で枠文字全体を整えていく。
B印章組合の答申では
枠だけ手で仕上げても機械彫り。
枠文字を手で仕上げても、
彫刻機メーカやパソコンのフォントを使用していればに機械彫り。
3.Bの部分が一般的に無視されていて、
最後にちょっと手を入れても本来は機械彫りなんです。
「手仕上げ」という名称が悪く、乱用、誤解を招いています。
なので、当店では、あくまでも「手彫り」としています。
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