2006年04月25日

象牙の彫り直し(良い印鑑)

<象牙の改刻1>

印鑑の彫り直しを検討されている方が来店されました。
「彫り直しは、やってもらえますか」
「材料はなんですか?木や石類は、できませんが、象牙ですか」

「形見なのでよくわからないのですが、持ってきています」
「象牙ですね。これはイイ象牙で彫り直す価値のあるものです。
 きっと高かったと思いますよ」

「象牙にも良い、悪いがあるのですか」
「目の細かいもの、油が入っているものが良いものです。
 うちが使うのは、やはり一番良いもので、
 このように目の細かいものです。
 こちらがサンプルの目の粗いものです」
「本当だ。はっきり違いがありますね」
「お客様がお持ちになったものも、
 目の細かい、油の入った良い象牙で、
 色も正にアイボリーとても良いです。押してみていいですか」

「どうぞ。良い印鑑ってどういうものなんですか」
「まずは、手で彫ってあるもの。
 お客様がお持ちになった印鑑のように、
 印相体の場合、枠が細くて均一なのが手の入っている証拠です。

 次に枠が欠けていないこと。
 欠けた印鑑は、そこから運が漏れると言いますし、
 それは印鑑としては壊れた状態ですので、
 壊れたものを使っていて良いことはありません。

 八方位、八方向に文字が枠に付いていることも重要です。

 後は、印影のバランスですが、
 この印鑑より私が彫った方がちょっと上手いです。
 空間、あきの気になるところが2ヵ所あります。
 自然な形で、空間を埋めることができます。
 ただあまりぐちゃぐちゃに線を伸ばして
 読めなくしてはダメなんですけど。
 区役所、市役所の人は書けなくても読めるそうですから」

「読めなければ印鑑登録できないんですか」
「一度、通販で購入した印鑑を
 渋谷区役所で印鑑登録しようとして
 役所の人がはんこ屋さんに読めるかどうか
 見てもらいなさいと言われ
 うちに来たことがありました。
 ぐちゃぐちゃ過ぎて、
 名前を聞いたらなんとかわかる程度で、
 これは読めないと正直に伝えました」

「実際のところ、彫り直しは、(縁起的には)どうなんですか」

次々に繰り出されるお客様からの質問に答え、
はんこ屋職人さんは納得して頂き、
象牙の彫り直しの注文を受けることができるのか?

次回お楽しみに!

象牙の彫り直しもする店の地図、印鑑のインターネット通販は東堂印章公式サイトへ

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posted by 一日3本 at 18:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 象牙の彫り直し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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