マンガのアシスタントさんだそうです。
ここで、勘違いをしていました。
ご夫婦ともアシスタントさんと思ってしまいました(苦笑)
でも、ホントはご主人の方だけで、奥様は会社員さんでした。
二人共がマンガのアシスタントさんと思って接客していましたので
難しいモチーフを言われても、絵を描いてもらえばいいので余裕です。
奥様の方が鴨居先生のファンで、モチーフは招き猫。
鴨居先生とのエピソードの定番ネタ、鴨を描いてくれなかった話をし、
あなた達は描いてくれますよねを暗に伝えます。
招き猫がいくつか載っている雑誌を見せ
「じゃあ、描いて下さい」と奥様に描かせます。
思ったように描けないようです。
ここでやっとご主人の方だけが、マンガのアシスタントさんとわかりました。
こんどは、ご主人の方が奥様の意向を聞いて描いてくれます。
顔が小さくて、胴長の招き猫で、招く手は、頭より上げないなどと条件をあげると
そのように描いてくれます。
「わぁ、便利〜。いいですね」
奥様の方は、顔を何度も描いています。
「モチーフ資料は、後から送って下さい」
ざっと、書き始め、ご主人のラフを見ながら
ここにこんな感じで招き猫全体を縦棒と考えてと書きます。
「かわいい」
「ご主人とは文字も違うようにしましょう。
あとは、招き猫の資料を送って下さい」
「これでいいです」
「えっ、何度もぼくは絵が描けないといっていますよね」
「顔はこれがいいです。足元は、こんな風になりますか」
「それは、なりますよ」
なぜ、絵の描けない人が、たまたま書いたものを(苦笑)
印稿を書く段になって、自分がテキトウに書いたものを真剣にみて
顔の表情を研究します。これってどうでしょう(笑)
ところが、思っていたよりも、バランスを考えると
ずっと顔を小さく彫らなければ、なりませんでした。
顔の表情を出せる大きさでは、ありません。
やっと、彫りました。
その前の招き猫希望の方は、顔がつぶれた感じが好みと言われました。
招き猫でも、色々と好みがあるのだな〜
こんなにリクエストの答えていいのかな〜と思っていると、
手土産付きで、受取りに来てくれました。
高級な味がするスノーボール美味しかったです。
すっかりご機嫌(笑)
それにしても、いつまでも、続く、鴨居先生のファンの人のご来店。
鴨居先生とファンの皆様に感謝を!
渋谷スクランブル交差点下の地下街『しぶちか』にあります・東堂印章公式サイトへ

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漫画家アシスタントじゃないほうの妻です(笑
はんこ屋さんのささっと描かれた猫を気に入ってしまい、すみませんでした。。
だってかわいかったんですもん・・・!
すごく満足して、気に入ってます☆
スノーボール、お気に召してよかったです♪
友だちに宣伝しまくりますね。その時はちゃんとモチーフの資料を持参するように念を押しますね(苦笑
気に入って頂いて、何よりです。
頑張ったかいがありました。
鴨居先生のファンに支えられている
はんこ屋ですので、
営業活動もよろしくお願いします(笑)
ご主人がデビューする時は、是非教えて下さい。