2010年09月09日

新モチーフ入り第1号

新しい彫刻機でのモチーフ入り第1号の紹介です。

新しい彫刻機になって、
はんこ屋さん、細かいモチーフ入りのはんこ、ホントに彫れるの?
blogでは彫れたと書いてあったけど?
そんな疑問をお持ちの方のために印影公開です。
自分自身が一番疑っていました(笑)

モチーフはヨットと飛行機です。
奥様へのはんこなのですが、モチーフはご主人の希望のヨットと言われ、
それだけではどうかなと思い、やっと奥様からの希望、飛行機を聞き出しました。
どちらも文字の一部として、大胆に入れたものです。
新1号100.jpg

どうです。ちゃんと出来ているでしょ(笑)
これが彫れた時、安心感が広がりました。

お客様には「一族に自慢します」と手土産とともに誉めて頂きました。

名称は知りませんがヨットの柱の部分と帆の部分で線の太さの違いが出せたのは、
新彫刻機になり粗彫りでラインが大分残ったので、できました。
飛行機の尾翼は文字とは関係ない部分なので、ラインにしたのですが、
以前の彫刻機での荒彫りでは無理だったかも知れません。

昨日はデザイン的な弁護士さんの職印が出来上がり(印影公開予定なし)、
道具が変わっても職人さんが同じならば、できるもんだな〜とますます自信を深めたのでした(笑)

彫刻機の荒彫りの印刻スピードは、上がったものの、
今はまだ、どんな注文も一度他の印材で試しに彫ってから本番なので時間がかかります。
仕上げ彫りも、以前の粗彫り状態と違うため、時間がかかっています。
そして、手書きの印稿を読み込んだ際の画像が大きく設定できるようになってしまい、
どこまで修正してよいか、わからなくなります。
出来上がりは、小さいもので、仕上げ刀で十分修正できるので、
細くなっていなければ大丈夫なのですが。。。。

目に入ってしまうと、そんなに修正する必要はないとわかっていても
修正したくなり。。。
どんなに画面上修正しても、所詮、荒彫りなので、仕上げに掛ける時間が大幅短縮とはなりません。

はんこ屋の先輩にそのことを言うと、
「東堂さんのおじいさんが、うちの父親に、荒彫りは、そんなに細かくする必要はないんだよ。
 仕上げで整えればいいだからと教わったと言ってたよ」

『荒彫りは粗く、仕上げは繊細に』とか
『画面修正は、だいたいで十分、あなたには仕上げの技術がある』とか
書いて貼っておこうかな(笑)

渋谷スクランブル交差点下の地下街『しぶちか』にあります・東堂印章公式サイトへバナー かわいい英樹1g.gif
posted by 一日3本 at 10:43| Comment(0) | TrackBack(0) | モチーフ入り印鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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