彫り上がった印鑑は、きれいに捺印した袋に入れてお渡しします。
捺印された印影を確認して頂くだけでなく、
ちゃんと押せば、この様に押せる事を示す意味合いもあります。
お客様に時間的余裕がありそうな時は、
できるだけ捺印の仕方を伝授します。
1.印鑑の持ち方
印鑑の後ろの部分を人差し指の第3関節?部分に付けて持ちます。
2.朱肉の付け方
一度に強く深く朱肉に押し付けるのではなく、
4、5回ぽんぽんと叩くに朱肉をつける。
3.印マットを引く
平な所に印マットを引いてその上で捺印する紙を置く。
印マットがない場合は、紙を4、5枚重ねた上で押す。
4.印鑑全体に力が加わる様、意識して押す。
5.試し押しも重要
大切な書類に押す前に、必ず他の紙に試しに押する事も重要です。
印鑑、朱肉にゴミが付いている場合もあります。
6.きれいに押すための前提条件
(1)印鑑の表面が平に仕上がっていること。
以前調査の為、機械彫りのチェーン店に実印を頼んだ時、
袋にきれいに押されていませんでした。
自分で押してみてもダメ。
プロがいくら押してもうつらない所があるのは、
表面を平に仕上げていないからです。
(2)朱肉にも問題が
印鑑が良くても、朱肉がダメならきれいに押せません。
当店ではシャチハタ製の朱肉を使用しています。
昔ながらの布の張っていない練った朱肉は、
確実押せる可能性が高いですが、
押した後乾きにくく、
印鑑も必ず捺印後拭く必要があります。
また、時間がたつと朱肉自体が硬くなって使えなくなるなど
扱いが難しいので、一般の人は使わない方が良いです。
(司法書士さんは練った朱肉を使う方が多い様です)
100円ショップの朱肉は水ぽく薄くて話しになりません。
きれいに押すには朱肉も大切です。
はんこ屋職人は、必ずきれいに押せる印鑑を作ります。
お店の地図、印鑑のインターネット通販は東堂印章公式サイトへ
いつも投票ありがとうございます⇒

僕いつも綺麗に押せず悩んでました(^_^;)参考にさせていただきますね!