2009年11月12日

『山』の印相体

『山』の字は、苗字に良く使われています。
印相体の山の形は、こんなところでしょうか。
yama.JPG
通常は、Aのような形でお彫りします。
バリエーションとしては、B、Cがありますが
Dは×見えるのでこの形では彫りません。

横入れの場合は、左右どちらでも、ちょっと摘むようにすることで、
八方位のうち『山』担当部分を網羅することができます。
ざっと書くと
yamayama.JPG

問題は縦入れで下が「山」場合、
通常は枠の下部分に文字を沿わせれば良いのですが。。。


『変わり彫り』さんが来店されました。
同世代の男性で一度飲みに行ったこともある、お得意様です。
今回は、息子さんにちゃんとしたハンコを持たせたということですが
印影については、ノープランでやって来ました。
まあ、普通はノープランが当たり前ですが(笑)

もう何本も作って頂いているので、
息子さんのものと、特徴付けたいところです。

はんこは、ちゃんとしたものを持たせたいという、立派な親心です。
色々な場面での使用が考えられますので、
苗字で縦入れにすることにしました。

息子さんの話や写真を見せてもらいながら、ざっと書き、
イメージをかためていきます。
直線的な構印相体にして書いているうちに、
どうやって、枠の下部分につけるかが問題になりました。

あっ思いついた!野球をしていた時期があるとお聞きしましたから
「ここ、ホームベースにできますよ。
 通常は枠に沿わせてつけるのですが、
 直線的にしたいので、ホームベースの形は、どうですか。
 いいこと思いついちゃったな」
「ホームベースは、ちょっと。今は、野球から離れているので」

えっせっかくの思いつきが、その時頭が回転、そうだ、亀甲模様。
「では、こんな風にして縁起ものの亀甲模様は、どうですか。
 あとは、未歳を意識して、くるっとして。
 人生、角張って生きていても丸みも必要だという教えです(笑)」

ということで、新しい『山』の形を編み出しました。
近未来的と好評です。
yamak.JPG

『変わり彫り』さん新たなブックマークが必要ですね(笑)
ありがとうございました。

東京の渋谷駅ハチ公広場下のはんこ店の地図(隣はメガネ屋さんです)、
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posted by 一日3本 at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 印相体職人養成講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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