今はシャチハタネーム9を売るにもちゃんと説明が必要です。
「シャチハタ下さい」と来店されても1520円(当店価格)というと
「もっと安いシャチハタでいいんだけど」と良く言われます。
「朱肉をつけずに押せるものは、みなシャチハタと思われていますが、
シャチハタはメーカ名です。
本物のシャチハタはこの値段で、
もっと安いのは、ユニ、サンビー、谷川商事など他のメーカが作ったものです。
またはパソコンとつないで作るブラザーのものもあります。
他のメーカのものは横からインクが漏れたりして
インクの補充がうまくゆかないことが多く、
扱っているお店も少ないので、
他メーカのインクを探し求めている人が必ず月に3、4人来ます。
その点本物シャチハタは、扱っている所も多くインクも手に入れやすいです。
なによりシャチハタの優れているのはインクの技術です。
仕事で使うなら絶対本物のシャチハタを買った方がいいですよ。」
ここまで聞いてくれればたいてい購入してくれます。
お名前のない方に対しては、
「店頭にはあるのは2000種類の既製品です。
あと800種類の準既製品があり、
同じ値段で翌日(平日)の昼までにお取り寄せできます。
準既製品にお名前があるかないかだけでも調べますよ」
準既製品にあれば、いつでも取り寄せできることを伝えます。
注意するのは、
お店によってはあまりシャチハタに関する知識がなく
別注扱いされてしまう事があることです。
準既製品にもお名前がない方には
「シャチハタは全国共通なのでもうどこを探してもありません。
お名前のない人こそ、本物のシャチハタを作ることをオススメします。
最初多少高くても、インクの補充の事を考えると絶対本物のシャチハタです。
別注で少しだけいい事は同じ値段でボディの色を選べることです」
ここまで説明を聞いてくれると4分の1の人が注文してくれます。
4、5年前に「澤」「邊」など旧字を使ったお名前も
100種類既製品として出来ました。
既製品を売る時には、
「たまにインクが薄いことがありますので、一度確かめさせて下さい」と
封をきって試し押しします。
その際、印面にゴミがついていることや、
上の位置と印面があっていないことが
よくありますので、直しましょう。
セロテープの粘着面に押すとゴミがとれます。
シャチハタネームを作るにはいったん印面をインクに浸し、
その後しぼるそうなので、
それで、鈴木さん、佐藤さんなど回転の良い商品でも
インクの薄いことがありますので、注意しましょう。
薄かったらインクカットリッジのスポンジ部分にインクを塗りましょう。
「3時間後に濃く出てくるはずです。」と言って商品を渡しましょう。
こんなに真剣にシャチハタネーム売っているんです。
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認印ですら高いのにシャチハタなんか 頭っから諦めたそうです・・・