2009年06月13日

食べ物の好みは

ビルさんから差し入れが届きました。
「今日、表参道に買い物に行ったので」と
戴いたものは
「ラスクなんだけど、フランスパンの端っこで作ったものなの」
はんこ屋は知りませんでしたが、
山形の多分?名店
シベール麦工房の『福耳ホワイトチョコっとらすく』は、
商品名の通りホワイトチョコが、まぶしてあり、
どこか素朴で、でも贅沢なお味です。
Image250.jpg
パッケージもステキです。

以前クリスマスの時期に戴いたものと、
まったく別物ですが共通項を感じました。
ビルさんの好みが分かってしまいました。
何か食べた時に、これはビルさんの好みかもと、分かるのです。
これって…(笑)

またまた受講料として、持ってきて戴いた手土産は
多分(笑)京都伏見の名店『はやしやの抹茶わらびもち』です。
Image249.jpg
蜜と抹茶パウダーが別に入っていて、かけて食べます。
なによりもわらび餅の食感が素晴らしい。
ハンコに対する感覚が近ければ、
食べ物に対する感覚、好みも近いのかも知れません(笑)

今回は『認』という文字を篆書の字典で調べると『心』がない
『言刃』、でも『心』がないと読めないので
『心』を入れて文字を作っていいかという質問でした。
「いいよ。心がないと読めないからね。
 おじいちゃんも勝手に篆書で字を作っていたから。
 でもコンテストに出すなら入れない方がいいよ。」
字典を調べると
「本当だ。心がないんだね。『認』を彫ったことないな。
 でも『忍』はあるけど違和感なく彫った気が」
「『忍』には心があるんですよ」
別の小さい辞書をみると
「ほら大丈夫、印章新体では心が入っている」
「それは、ハンコ用の書体なんですか」
「ハンコ屋さんがそれぞれ好き勝手に文字を作っていたら、
 なんだかわからなくなってしまうので、
 基準としての書体というべきものかな」

更に、今は友達の名前で色々と印稿を書いていて、
それを見せてもらうと
「もう、他の人の名前でも、自分の字の特徴が出ていて
 書体として出来た感じだね」
「すごく楽しくて。友達も興味を持ってくれて。
 はんこ屋さんになるのを教えてくれるところは、あるんですか」
「一応、印章組合主催で教えてくれるところは、あるけれど
 多分彫り方がメインで、
 印稿のデザインは、そんなに教えてくれないんじゃないかな。
 今は、荒彫りは彫刻機があるので、彫り方よりも
 いかに機械彫りとは違うものを作るかを考えると
 印稿のデザインこそ力を入れて教えるべきところと思うけどね」

「はんこ屋さんって、あまり設備投資もいらなくて、
 いいかなと思って」
「今、60万円の彫刻機が出て、結構引き合いがあるらしいよ。
 操作性が簡単で、おじいさんにも使えるらしく、
 外国人の認印用に導入を考えるらしい。
 まあ、今は100万円出せば、それなり彫刻機が買えるよ」
「ネットで商売始めれば」

「はんこ屋さんになって、注文を取り続けるのは、難しいんだよ。
 ハンコならなんでもいいと思っている人の方がたくさんいて
 何より、きちんと手作りのはんこを見たことがない人が多く
 機械彫りのはんこしか、見たことなければ、
 その違いに気付かないまま、終わってしまうんだよ」

「でも、一人でやれば、それほどリスクもなく」
「一人でやるということは、体調を崩してしまえば
 どうにもならないということなんだよ。
 他の人では、彫れないはんこの注文を受けているので
 体調管理は、とても大切なことで、
 常にプレッシャーがあるんだよ」

丸の中に文字をデザインする印稿書きは、楽しく、
はじめたばかりですと、目に見えて成長を感じられ、
はんこ屋さんもいいかなと思えてきてしまったようです。

でも、ススメられない、はんこ職人への道(ほろにが)

東京の渋谷駅ハチ公広場下のはんこ店の地図(隣はクーレンズ、メガネ屋さんです)、ハンコのインターネット通販は東堂印章公式サイトへバナー かわいい英樹1g.gif

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posted by 一日3本 at 11:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 美味しいもの大好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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