2008年10月08日

印相体職人養成講座8

<印相学は統計学>
名刺のご注文だけで、
まだ一度も当店では印鑑のご注文がない60歳代の男性の方から
「今度会社印を新しく作る予定なんだが、どのくらいかな」
「本柘の3本セットで5万円くらいで、納期は1週間くらいです」
「4本作るんだよ。
 大切な書類を封筒に入れて封をした時に押すものも」
「『緘(かん)』というゴム印ではなくて、
 彫ったものを使うんですか」
「設計事務所なので、大切な書類はそのようにするんだよ。
 象牙でどのくらい」
「4本ですと50万くらいですね」

「そのくらいは、やっぱりするね。
 1997年に象牙で会社印4点作った時、
 104万円払ったことを覚えているよ。
 学芸大学にあったお店で、今はもうないけれど」
「4本で104万ですか。いいな〜(笑)
 バブルで、ハンコの値段が一番高い頃ですね。
 印章組合から最後の標準価格表が出たのが、
 ちょうどその頃です。
 その後は機械彫り店が増え、
 価格だけで判断されてしまうので、
 うちでもその当時よりは価格を下げました」

「はんこ道楽で、実印も気に入るまで4本作ったよ。
 4本目でやっと気に入った実印ができたよ。
 3本目は、とても良い印材だからと象牙の横目を
 その学芸大学のお店で勧められて作ったんだが
 すぐに欠けてしまって。横目の象牙は弱いね」
「よくご存知ですね。ほんと弱いですよ。
 でも価格的には、一番高いのです。
 絶対ススメませんが、たまに占い師さんに聞いてきたとか、
 彫り直しで持ってくる方がいます」

「人間どうしても、はんこを押すときにどちらかの方向に
 力が入る癖があって、そちら側が欠けてしまうんだ。
 横目は枠を太く彫った方がいいよ」
何も答えないと
「やっぱり、枠を太くするのいやなんだ。
 ぼくの知っている範囲内の話だが、
 枠が太いはんこを使っていて成功しいる人は知らないよ」
設計事務所の方なので、印鑑を見る機会が多いのでしょう。
「そうなんですか。
 父は印相学は統計学で、
 うまくいっている人の印鑑が良い印鑑と言われ、
 今、印相体が実印、銀行印の主流になったと説明していたんです。
 まさにこれに当てはまります」

「知っている範囲内での話だが。
 春くらいに会社印御願いしにくるよ」
「お客様のようにはんこの事を良く知っている方が、
 どのような印鑑を気に入っているか、気になりますので
 是非、機会があった印鑑を見せて下さい。
 勉強になりますので」
「色々はんこのことでは、失敗もして、詳しくなったんだよ。
 実印は、本当に気に入っているんだが、
 良い象牙だけど会社印の彫りの方はいまいちかな。
 まあ頼む時には、持ってくるよ」
「お待ちしております」
この方のお顔を良く見ると、すごい福耳でした。

きれいな銀行員さんが銀行印をご注文の際
「部署的にお客様の印鑑を良く見るのですが
 ホントに様々な印鑑を使われていまして
 でも、資産のある方は、しっかりした印鑑を使っていることに
 気付きまして、
 自分もしっかりした印鑑を使っていこうと決め、
 今日、作りに来ました」
「そうなんですか。いいことを聞きました。
 父は印相学は統計学といっていました。
 既成の印鑑を銀行印にしているようでは、ダメということですね。
 まあ、余裕があるから印鑑もちゃんとしているのか、
 ちゃんとした印鑑を使っているからこそ余裕があるのか、
 微妙なところですが(笑)
 まあ、細かい点まで気を配る重要性の表れですよね」
「そうなんですよ。
 ここのお店のことを妹に聞いて、
 妹が頼んできてあげると言われたのですが、
 職場から家へとは逆方向だったのですが、
 自分で頼みたいと来たんです」
「来て頂いた方が、その人のことを想って彫れますからね」
「来てみて、妹がいいといっていたことがわかりました」
「おしゃべりなことですかね(笑)」
 
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posted by 一日3本 at 10:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 印相体職人養成講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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