2005年12月14日

はんこ屋職人養成講座10

<印相体3>
個人の銀行印の説明の仕方。
オススメ書体は印相体の横入れです。

1.「銀行印は縦に彫ると上から下に下ろすといって貯まらず、
   一方、横に彫ると、とめて貯まると言われています。」

2.注意するのは、横書きではなく横入れであること。
  「印鑑はあくまでも縦書きなので、横に並んでいても、
   縦書きで右から1文字ずつ2行または3行になっているのです。
   とにかく印鑑(印影)は、右から読みます。」

3.横入れに納得して頂いたら、印相体でざっと書きましょう。
  「八方位がそれぞれどの運に当たるかは、
   印相学の流派によって異なります。
   当店では短針が9時の位置(左90度)が金運に当たると考えています。
   銀行印をご注文頂いても金運に当たる方位につかない字がたくさんあります。
   田、口、ウ冠などが2文字目に当たる名字は全てつきません。
   (そこでお客様に了承を得て、)左側に点をちょんと付けます。」
例:「山田」ざっと.JPG

   全体のバランスを見て、右側にもつけることがあります。
   実印の場合、万が一、
   その点があるばかりに印鑑登録できないことがあったら申し訳ありませんので、
   点を付けることはしません。

4.「銀行の通帳から印影が消えたのは、
   スキャナーで印影を読み取り機械で彫って偽造することが横行したためです。
   うちは手彫りなので、機械だけで、偽造はできませんが、
   枠にたくさんついている方がより安全です。」

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posted by 一日3本 at 16:56| Comment(0) | TrackBack(0) | はんこ屋職人養成講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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