2008年08月05日

印鑑ケースの開け方

「印鑑ケースの開け方があって」
「そうなんですか」
はんこ屋職人ワールドの始まりです(笑)

「蝶番(ちょうつがい)の線のある方がわかりますか」
Image555.jpg
「はっ、はい」
「左手に持って、蝶番の線のある方を上にして、
 (右手で)ひねるように開けると、
 必ず(印鑑が)収まって開きます」
ここで実際に印鑑ケースを開けてもらいます。

「次に印鑑の持ち方があって、
 印鑑の後ろを人差し指の付け根辺りにつけます」
(印鑑の押し方は、このブログで確か書いています。
 開け方も書いたことあったかも知れません)

こうやって、はんこ屋職人ペースで、
印鑑受け渡しの儀式?は進行し、
「きれいに押せるまで、帰れませんよ(笑)」で
笑いとプレッシャーをかけ、お客様が見事に押せて終了。
エピローグとして、絶対して欲しくない
朱肉にはんこを押し付けてしまう
悪い朱肉の使い方をやってみせます。

研究の結果、朱肉を付ける段階で、
印鑑と朱肉がナナメに接している方は、きれいに押せません。
朱肉をつける時から、気を配りましょう。

はんこ屋さんのみなさん、ご注文頂いた印鑑をただ渡すだけでなく
是非、お客様に一度押して頂きましょう。
恥ずかしい印鑑は、渡せなくなるはずです。

posted by 一日3本 at 10:22| Comment(0) | TrackBack(0) | はんこ屋職人養成講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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