2025年04月02日

2025年はんこは必要か?歴史編1

2.はんこの歴史

はんこの歴史について、それほど詳しい訳ではありませんので、勘違い間違いがあるかも知れません。その点、お汲み置きをお願いします。


2.1はんこの始まり

始まりは紀元前5000

メソポタミアの地で農耕文化の中、植物紋や文字を彫ったものを押し、所有権を表すと共に、呪術的であったそうです。


紀元前5000年ということは7000年前からはんこってあったんですね。

はんこは、最初から呪術的であったところがとても面白いです。外見とは全く違うものが押し出て来るのが魔法のように感じたのでしょうか?

形は円筒形なものピラミッド型なものと色々だったようです。


それが東は中国に伝わりました。中国では統治(政治)とはんこが結びつくことで発展しました。

西に伝わってもはんこは発展しませんでした。


2.2中国のはんこ

まずは封泥(フウデイ)といって柔らかい粘土に押し、それが乾燥して丈夫になります。

火事にあったものも、残っているそうです。

気になるのは、統治にハンコが使われることで、発展し、その反面ハンコの偽造との戦いが始まったようです。

その後、ハンコは身分を表す儀式で使う装飾品のようになったそうです。

6カ国を統一した秦の始皇帝によって、小篆が編纂されました。

はんこを使う様式もできたようです。

次の漢の時代の後半に紙が発明され普及しました。そのことにより

はんこは紙に朱肉で押すものに変わっていきます。

この紙の普及により、ハンコより署名が重視され、はんこの様式の統一感が無くなった説もあるようです。


次は日本のはんこの歴史について書く予定です。

posted by 一日3本 at 07:24| はんこは必要か | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする