簡単に要約すると、電子印鑑を含めたテレワークをするためにはIT環境を整える必要があり、それにはお金がかかり、政府から補助金があっても費用が発生する。
それに対応できているのは大企業だけで、中小企業のほとんどがIT環境を整えるより、既存のはんこシステムを使うというものです。
そして大企業は日本の会社全体で0.3%に過ぎないそうです。会社で使うハンコを無くすというブームは時々起こるが、無くなることはないというものでした。2020年作成の文章のようです。
日本は99.7%の中小企業の国で、大企業は僅か0.3%しかないそうです。
これは単純に会社の数で、従業員の人数ではなく、更には大企業の子会社も中小企業に含めているようです。
それにしても業種によって違いますが従業員301人以上の大企業の数は思っていたより、ずっと少ないですね。
でも、本当にそんな安心できる状況なのでしょうか?
今までも出来なかったのだから、脱はんこなど完成しないという漠然とした状況は、今のコロナの理由が分からないけど感染者数は極端に減っていて、でも大丈夫と思ってはいけない感じと似ています。
faxはメールに変わり、会社印で使うハンコはシャチハタか機械彫りのはんこ、サインよりはイイかな程度ではやはり、ハンコを使う機会が減っていくでしょう。
はんこは完全に無くならなくても、実店舗のはんこ屋は商売として成り立たなくなる日が近い気がします。
はんこ屋の皆さん、今こそ、モノづくりに真剣に取り組み、他には無いそのお店独特なはんこを作っていきましょう。
それが遠回りに見えて、はんこを残して行く近道と愚考致します。