2021年05月29日

キネマの神様を読んで

原田マハさんの「キネマの神様」という小説を読みました。
夏公開予定の山田洋次監督作品の原作です。
志村けんさん出演から沢田研二さんに変わったことが有名です。

原田マハさんは、アンリ・ルソーを題材にした「楽園のカンヴァス」で初めて出会い、スピーチライターを題材にした「本日はお日柄もよく」はとても好きな小説です。

はんこ屋は高校時代、どのクラブにも入らず、たいして勉強もせず、ひたすら映画を観ていました。雑誌ぴあを買い、名画座で観たことのない映画の上映を見つけて、日曜日毎に行っていました。
当時は3本立てとかもあり、一日、映画館で過ごしていました。
レンタルビデオ、DVDもサブスクもない時代の話です。

新作を観ても、入替制でなかったので、その日映画館を出なければ、何度観ても同じ料金でした。
洋画は1回目は字幕を中心に観て、2回目は映像中心に観るというのを実践していました。
「2001年宇宙の旅」は、良く分からない映画を作っていいんだと衝撃を受け、そのまま、映画館に居続け、3回続けて観ました。
どれだけヒマなんだという感じです(笑)

映画も原田マハさんも山田洋次さんも好きなので、映画「キネマの神様」を楽しみにしていますが、その前に原作も読んでおこうと手にとりました。

驚いたのはプログを中心とした話であったことです。
文章の魅力を
どのように映像にするのか、検討もつきません。
設定が変わったりするのでしょうか?
映画については何も知識を持っていません。

もし、原作に近い映画であったなら、
「ニューシネマパラダイス」と
「フィールドオブドリームス」は観ておいた方が良いです。
8月に公開できるとイイですね。

このところ、プログをどんどん書くのは、この小説を読んだからです(笑)


posted by 一日3本 at 10:24| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする