ただ、政府公認で輸入された象牙印材(質の良いもの)が、コロナ前の予想のはんこの需要で20年分はあると言われていました。
はんこ屋が現役のうちに無くなることはないようです。
象牙が輸出入禁止となってから
一度きりの特別な輸入は、アフリカ諸国が象を保護するためには、お金が必要で、それで象の墓場のようなところから、象牙を持ってきて、オークションで輸出したそうです。
船便でしたので、出発前の象牙の形状と到着時の形状が揺れなどの破損で変わってしまっていたら、戻したそうです。
決して象牙推進派ではありませんが、象牙には持った質感、捺印性の高さ(押しやすさ)、使っていくうちに朱肉の朱が入っていくのを運を吸い上げると言うのど、他の印材には無い独特な良さがあります。
良い象牙は彫る時には、硬いけれどスパッと切れる感じがあり、細工に向いているなと思います。
硬いので、少し力を入れて彫ると刃が滑ることがありますが、象牙は硬いので、枠を欠かせるなどの失敗になりません。
ここまでが象牙について知っていたことです。
最近、GYAOで韓流ドラマを見ていると、
記憶障害のある人に、象モチーフのものをプレゼントし、それと一緒のカードに「象は見たものを忘れないというので、御守りに」とありました。
えっ、象って記憶力がいいのでしょうか?
仕方なく、ネットで軽く調べてみると、確かに象の記憶力は良く、30頭くらいの群れで行動していて、全ての象を把握しているそうです。
また、サーカスなので、少しの間しかお世話をしなかった人間を時間が経過した後も覚えているそうです。
体の大きさに対する脳の大きさが、チンパンジーと同じくらい大きいそうです。
このことを知った上でダンボを観たかったです。
そうです。
象牙は忘れない御守り、人生において、大事な時にしか押さない実印。そのシーンを決して忘れないように象牙で実印を。
象牙取扱がより厳しくなり登録番号になりました。