2020年06月20日

派手なお客様ばかり?

2020年6月19日は、とても忙しかったです。
この忙しさは3月前半以来だと思います。
娘が手伝いに来ていたので、なんとかまわりました。
一息ついた時に、映画監督が注文された会社印を取りに来られて、まるで、昔からある紋様のようだと褒めて頂きました。
また30代の男性俳優さんから電話があり、以前は個人のはんこでしたが、会社印を是非手彫りでと問い合わせがあり、お店に行って話しながらデザインを決める方がいいんですよね。その通りですと答えました。後日、ロゴなど資料を持って伺いますと言っていただけました。

前日には超有名お笑いコンビのマネージャーさんが、そのお二人がはんこを忘れた時に、使えるようにはんこのご注文を受けました。
そのお笑いコンビの番組で紹介されたA5ランクの佐世保バーガーを取り寄せて、とても美味しかったです。関係者に直接お礼が言えて嬉しいです。
こんなことを喋っていました。

一方、霞ヶ関の公務員さん、元区役所勤めの人など、派手なお仕事の方ばかりではありませんので、御安心下さい(笑)
2020年6月20日は、天赦日と一粒万倍日が重なり、何かをはじめるのにとても良い日。
さあ、はんこを注文してみましょう(笑)
posted by 一日3本 at 09:34| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月13日

バックオーダー28本になる

コロナ禍、以前はご注文を受けて、まだ彫っていないはんこのご注文、バックオーダーが30本代で安定していました。
ところが緊急事態宣言下、営業時間を短縮して、作業時間も大幅に無くなっても、4月にはバックオーダーが10本を割り込みました。
5月は手書き版下のシャチハタのご注文を頂き、
デザインを考える時間がかかり、あっという間に過ぎた感があります。

ふと気付くと、6月.、バックオーダーが20本を越えてます。
こんな時期でも頼みに来ていただけるのは、モチーフ入りなど、デザイン的に凝ったものも多く、作成に時間がかかります。
20本を越えたと思っていると、もうバックオーダー28本。
一日1本しか彫っていないので、増えて当たり前です(笑)
来週月曜日からは作業時間を1時間は増やし、
もう6月は休みなく、働きます。
納期は守ります。
徐々にスピードを上げていきます。E463EE45-F497-4377-ABEE-C519EC146D8C.jpg
posted by 一日3本 at 20:03| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月02日

記事の影響

ブログで、はんこ不要論について思ったことを書いたその日、今年手彫りのはんこを頼んで頂いたお客様が、産経新聞の朝刊に、はんこの記事があったからと、その記事のコピーを持って来て頂きました。
同じタイミングではんこについて書くなんて、新聞のコラムを書く才能があるかもと勘違いしそうです(笑)

そして、今日は午前中に美人さんがお店に来て、昨日電話が通じなかったのでと言いました。
昨日のブログを読んでのTokyo fmさんの取材でした。
綺麗な人だったので、張り切って喋りました。

明日2020年6月3日(水)午後8時45分ころからの6分間くらいのコーナーで、少しだけ、はんこ屋のインタビューが流れるようです。Tokyo fmさんです。

10年以上前に、渋谷の公証人役場さんからのご注文で角印をお彫りしました。
Acrobatで暗号化することで、電子認証なんだけど、日本人はそれでは納得しないので、お彫りした角印の印影をスキャナーで読み込み、画像を貼り付けるんだよと言われました。
アナログとデジタルが融合して、日本独自のシステムができるといいなと楽天的に思います。


posted by 一日3本 at 13:33| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月01日

はんこ不要論で思うこと

はんこはテレワークの敵のような扱いを受けています。
テレワークだけど、はんこのために出社というようなインタビューがきっかけだったのでしょうか?
はんこ不要と見たり聞いたりした途端に、細かく記事を見ない自己防衛機能が働いています。
平たく言えば、現実逃避です(笑)

逆に、はんこをもらいに行くが、上司の決裁、承認を得ると同意義になるほど、はんこの文化が根付いているとも言えます。

細かく記事を読みませんので、はんこを廃止するといっている企業が具体的に何をするか知りません。

はんこと言う表現は、とても広く、木や角などに名前が彫ってあり朱肉を使って押す印章。既成品も手彫りも機械彫りも印章です。
ゴム印もはんこと言います。住所、社名、代表者名、電話番号の社版と言われるゴム印、小中学校で良く使われている氏名のゴム印、氏名印など色々あります。

そして、シャチハタと言われる浸透印もやはり、はんこと言われます。

緊急事態宣伝下、シャチハタでは、電子印鑑のシステムで使う印影を無料で作れるキャンペーンを展開しました。
その宣伝の中にあった印影。はんこはいつも縦書きで押した印影を右からレイアウトします。ところがその見本角印の縦書きなのに、左側からレイアウトされ、機械の字にしても酷いバランス。
電子印鑑が主流になっても、付け入る隙間はあるなと思いました。

緊急事態宣言から1週間くらい経ってから、シャチハタの工場の稼働を半分にするので、別注品の納期が通常、1週間ですが、2日間多くかかるということで、納期10日間で別注の注文を受けることにしました。
ところが、スティホームウィークも開けた、5月中旬に別注をシャチハタに発注すると、あれ、1週間より早い。
通常早い時でも間に3営業日必要ないところ間に2営業日で出来てきます。シャチハタさん暇なんですね。

ここで、やっと気付きました。
はんこ不要論のはんことは、主にシャチハタ、社内で使用する浸透印のことを言っているようです。

そもそも、はんこは大切なモノと考えている方々がうちのお客様なので、ただ形式的に押すのなら、うちでなくてもと思っていました。

朱肉で押すはんこは、本来は1本ずつ印影が異なることに意味があり、そのことによって、欧米のサイン文化に対抗できるのです。

アメリカでは、重要なサインは交渉人の前でしたり、ネットでは、登録してあるサインを貼り付けると聞いたことがありますが、良くは知りません。

マイナンバーカードの信頼性も、大きく下がりました。ITの会社の人にマイナンバーカードのセキュリティについて聞くと、人の作ったものは、必ず破れる、破られて、多少変えてもまた直ぐに破れると何人もの人達が言っていました。

印鑑からサインに変更するにしても、その信頼性を高めるために、印鑑と同等な制度が必要になると思われます。

そうそう、サインのデザイン制作会社も必要でしょう。

はんこを作る場合、日本人より自分の考えたデザインで彫って欲しいという外国人の方が多いです。
思えば、それはサインを自分で考えているからかも知れません。

どこで買っても同じ印影のシャチハタネーム9を、手書き版下で作ることにより、唯一のモノとする注文を5月には、値段を下げて、多くのご注文を受けました。
それは細やかな抵抗です。
posted by 一日3本 at 10:33| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする