毎年この時期は、休んでも2日間でした。
こんな夢のような出来事ですが、良い夢ではありません。
とは言っても普段とは違う時間をどのように楽しもうかと、妄想を膨らましていました。
ところが5月2日にフランスからハンコの注文がネットから来ました。
えっ、この時期に。ありがたいですけど、送れるかどうかが不安です。
通常時、海外への発送は郵便局のEMSを使っています。
で、EMSでのフランスへの発送を公式で調べてみると、受付はしているものの、国内でもフランスでも遅れているとのことです。
娘に調べてもらうと、そもそも飛行機があまり飛んでいないことが遅れている主因で、1か月経っても着くかどうからしいとわかりました。
親戚にDHLさんに勤めている人がいることを思い出し、納期、送料を聞いてみると、なんとこの時期でも4日間でフランスまで着くそうです。金額は1万4千円くらいだそうです。EMSでは2800円ですので、その差額をどうするかの問題でなんとか送れるようです。
フランス人へは、まずGoogle翻訳を使うこと、送り方の問題で日本の連休明けに連絡する旨をメールしました。
せっかくお休みでしたが、どのようにこのフランスからの注文をするかについて、色々考えてしまいます。
世界がもう少し落ち着くまで、待って下さいと伝えべきか?この時期に注文して下さったことに感謝して、DHLで送る分の差額の送料を負担して貰えるか?尋ねる。半分はお店で負担してもいいかなど、色々考えてしまいます。
5月7日その親戚から連絡があり、小さいものなら、もう少し安く送れるということで、9600円で送れそうです。但し、DHLさんを使う場合、関税、消費税がかかることが多いとのことです。
ですので、送料の追加は頂かず、関税等がかかる可能性が高いことを伝えました。
すると、直ぐにハンコの代金を支払って頂きました。
そこで初めて、そのフランス人さんが去年東京にいて、バスへの乗り換えで渋谷を通り、うちのお店に来たことがあるとのことです。その時は、自分に取ってハンコを作るには早過ぎて、今が作るタイミングと思っての注文とあかされました。
いい話だな。
気持ちも入り、ラフデザインを富士山入りで3つ作成し、選んで頂きました。
選ばれなかったデザインはこちらです。