2019年第一位突然の立退問題
2018年12月に突然、今の店舗の場所を新しい施設の電源室として、明け渡すように言われました。大手企業グループは、条件を言わず、うちの組合の理事長を使って悪さばかり仕掛けてきたと思われ、途中から職印を作っている弁護士さんに代理人になって頂きました。弁護士同士が話しても具体的な条件を言わずに、理事長達と口裏合わせなど悪さをしていたようです。
そこでこちらから百貨店を偽計業務妨害(暴力でない業務妨害)で、訴え、初公判が終わったところです。
味方は優秀な弁護士先生と時間、そしてはんこ屋の嘆きを聞いていただけるお客様です。
訴訟慣れしているお客様から
「はんこ屋さんは何も悪いことをしてないので、気は病むだろうけど、ここで堂々と商売していればイイんだよ」と言って頂きました。
ということで、来年もしぶちかで営業を続けます。しぶちかでの営業63年目に突入できました。
第二位ワシントンポスト、ロイター通信の取材を受ける
象牙とはんこと言う難しいテーマで、ワシントンポストとロイター通信の取材を受けました。
本来なら難しいテーマですので、取材お断りしても良かったのですが、自分の所にワシントンポストが来るというミーハー気分と、立退問題でイジワルする組合と管理会社に格の違いを示そうと取材を受けました。
しかし、格の違いを感じるどころか、妬みが強まったようでした(笑)
この取材を通して、もう日常英会話くらいできないとダメな時代を強く感じました。
第三位日テレさんのミュシャ展関連の取材を受ける
この美術関連の取材のお陰で、落款印をご注文して頂くことが多くなり、嬉しい限りです。
ペーパーレスが進むなか、実用品でないはんこをいかに売っていくかの時代に備えて、とても良かったです。
更に、その時に取材に来た有名お笑い芸人さんが、知っているはんこ屋さんは、ここだけだからと、後日ハンコのご注文に来店されたのも嬉しい限りでした。
第四位外国人旅行者の手彫り印鑑ご注文が年間で10人を越える。
外国人旅行者の手彫り印鑑ご注文人数が
一昨年0
昨年4人
今年11人
と増えてきました。
現在ご注文を受けているのは、シカゴから当店のホームページを見て、絵手紙に使うロードバイクを入れたモチーフ印鑑です。
良い方向てす。
第五位藤崎彩織さんから2本目のサイン用印鑑のご注文。
以前ご注文頂いた本の出版記念のサイン会用印鑑に続き、その本のハングル語バージョン出版記念サイン会用、ハングル文字の落款印を藤崎彩織さんからご注文頂きました。
最初の時は注文の時に、ご来店され、はんこ屋のプロとしての意見もちゃんと聞きつつ、アーチストとしての意見もあり、二人で作り上げた感がとてもありました。
ところが、今回はツアー中で、注文にご来店頂けず、メールのやり取りで、なんとか出来上がりました。藤崎彩織さんは褒め上手で、上手くリモートコントロールされて、完成しました。
印影は、藤崎彩織さんのTwitterで公開されています。
第六位子供達に助けられる
娘は、週に1,2日お店で働いてくれ、パソコン周りの仕事をして、大変助かっています。
何より、子供と一緒に働くというのは、こんなにも嬉しいものなのだなという感じです。
息子は、付属高校の3年生で、第一志望の学科の推薦を勝ち取りました。自分とは違い、努力で目標達成していく息子を誇らしく思います。
今年の立ち退きに絡んだ嫌な流れを息子が変えてくれた感じです。
来年良くなること間違いなしです(笑)