2016年06月27日

8年もの?

「1年振りです」と女性が来店されました。そして、これと、シュークリームを持って来てくれました。北海道のシュークリームだそうです。
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モチーフ入りの印鑑のご注文で、確かにお会いしたことはあると思うのですが、以前何を注文して頂いたか、思い出せません。
そこで、「以前は何を?」と聞いてみると「注文ではなくシュークリームを持って来たことがあって」

「あ〜、仲良くなるためにとシュークリームを持って来てくれた人だ」
「思い出しましたか(笑)」

確かにうちは、面倒なお店ですが、そこまでしなくても、大丈夫なのになと思ったのでした。

モチーフは13夜の月と四つ葉のクローバー、ざっと書いたものを見せると
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「涙が出そう」
まだ彫ってなくて、ラフスケッチ段階で涙⁉︎
「ここを知ってから7年目でやっと注文ができたので、知った当時は副都心線がなくてここまで来るのも、大変だったのですが」
副都心線がない時から、想いを寄せてくれていたとは、歴史を感じます。
ありがたいです。

この女性が来店された土曜日、たくさん、色々な人たちとおしゃべりをし過ぎて、この方が何年前からか、忘れてしまいました(笑) ごめんなさい。
posted by 一日3本 at 09:50| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月22日

お土産物としてのハンコ

外国人さんのはんこを作る時に、何文字彫るかが重要です。
それに寄ってサイズ、金額が変わってくるからです。

カタカナ英語で、コミュニケーション能力の高さだけで、なんとか対応してきましたが、ますます増える外国人さんからの注文にスムーズに対応するため、まずは簡単な機械彫りはんこのPOPを英語で作ってみました。

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これを叩き台に、通訳さんとかが、はんこを作りに来て頂いたところで、直していきたいと思います。

昨日は、このPOPを見て、タイ人さんと、フランス人さんが注文してくれました。
成果が出て、ほっとしています(笑)

後、もう一つ、外国人さんの名前を漢字にするのに良い本を見つけました。
例えばアの場合、亜Asia、阿Africa、などいくつかの漢字とその意味が英語で書かれています。
これ便利です。
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posted by 一日3本 at 11:44| インターナショナル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月21日

未完の完成

篆書系のひらがなをデザインしてみようと、50音書き始め、とりあえず書き終えました。
濁点の位置が難しく、あえて、枠の外にしました。
はんこにする場合は、周りとのバランスを見て、濁点の位置を決めていきます。

本来は、鉛筆書きの後、水性ペンで仕上げようと思っていたのですが、書くたびに、修正ポイントが出てきますので、
あえて鉛筆書きで終えます。

これを見て、はんこ職人さん達が、手彫りで、ひらがなのはんこを作る時に、参考にしてくれると嬉しいです。
「荒見かな」
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posted by 一日3本 at 11:55| はんこ屋職人養成講座G | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月07日

テレビドラマの小道具としてのハンコ

電話からのお問い合わせで、約10日間で14本のハンコを作れますかと聞かれました。
うちは基本、手彫りのお店ですけどと言いつつ、なぜ14本ものハンコが必要なのか、興味がありましたので、話を聞いてみました。
するとゴム印も含めての14本で、大切な印鑑だけ手彫りならもしかして可能かもと、ご注文内容によりますととりあえず答えてみました。
うちは値段が安い訳ではないですが、販売するものはなんでも品質には自信がありますと伝えました。
この一言が後々作業を大変にしました(笑)

ご来店頂いてお話を聞くと、テレビドラマの小道具として使うゴム印や印章で、頑張って手彫りをする必要はなく、普段はいとこに任せている機械彫りを自分でやれば、それなりにできるはずと、ご注文を受けました。

昭和20年代のお話らしく、プラスチックはダメ、印相体は昭和30年頃に出来た書体なので、ダメ。

初めて、印相体が昭和30年頃に出来たと知りました。
ということは1955年くらいからですので、もう60年続いている書体となります。
印相体は伝統がないから偽物だという職人さん達の主張は、よく分からなくなります。
ダメなものは、60年も続かないはずです。印相体は書体というよりアレンジの仕方なので、職人さんの技量がわかりやすく出でしまうのが、嫌う理由ではと勘ぐりたくなります(笑)

話がそれましたが、安易にゴム印は、木のにぎり台でと受けていましたが、持ち手のところが、プラスチックです。
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昔は持ち手も木でした。
10年くらい前までは、うちにも木の持ち手があったのですが、もう処分してしまいました。
印材屋さんに相談すると別注でにぎり台を作れば、全部木でできますと言われました。背に腹はかえられず、お金をかけて作りました。

更に昭和20年代、手彫りしかないよなと思い、パソコン上で字を作ったり、枠だけ軽く仕上げたりして、まあまあのものが作れました。

たまに、テレビドラマの中で使われるハンコを見ると、このシーンで、こんなどうでもいいハンコでいいの?と思ってました。

自分が関わった以上、もし印影が映ったとしても、それを他のはんこ職人さん達に違和感なく見れるように、作れたと思います。意外と器用です(笑)
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オンエアーは1カ月くらい先からのようです。
posted by 一日3本 at 22:53| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月01日

荒見かな2

オリジナルなハンコ用のひらがなの書体を作ってみようと始めた、ひらごな50音書き、大分進みました。
ルールは3つ、篆書系で文字の太さを均一にする。
正方形を意識して、四角をなるべく埋めるようにする。
ひらがなとして、読めるようにする。

この3つを意識しながら、書いていると、ひらがなって、意外と似た形があることに気付きました。
例えば「け」「は」「ほ」
「し」「つ」
似た形の部分は、同じようにした方が書体としての統一感がでますね。

書き進めていくうちに、前に書いたものを少し直したくなります。
鉛筆書きなのでできますが、水性ペンで書いたら、直せなくなります。
自分としては、形として分かれば良いので、鉛筆書きで十分。
参考にしようとした職人さんも同じはず。
もう、鉛筆書き止まりにしよう。
書体作りの時間短縮のためでもあります(笑)
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posted by 一日3本 at 11:20| はんこ屋職人養成講座G | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする