2013年12月11日

15時間働く生活+

朝9時から深夜0時近くまで15時間働く生活です。

はんこを彫る作業に1本あたり平均3時間で3本9時間
はんこのご注文を受けるのに一人あたり30分間から1時間半
単純に1時間として一日3人で3時間
これで12時間。

後の3時間は
ご注文の方は3人とは限らず、もっと時間がかかったり
既成品の販売、ゴム印のご注文整理、印刷関係。

お昼はコンビニのサンドイッチで済ます、あっという間の15時間です。
それでも作業時間は足りません。

どんなに時間のない時でも
一生のうちに1回2回しか頼まない印鑑の注文を簡単に済ますことはできません。

そのような状況にもかかわらず、
しぶちかの管理会社から夜10時には閉店することという通知が来ました。
夜9時から深夜0時までの3時間こそ、お客さんが来ない重要な作業時間です。
もう1ヶ月先まで仕事の予定がありますし、そもそもなぜダメなのかが分かりません。

警備上の問題らしいですが、警備上の一番の問題点は、見通しが悪く、
深夜0時過ぎまで誰でも入れるオープンな場所にもかかわらず
警備のおじさん一人しかいない時間帯が長時間あることです。
その一番重要な問題をおいておいて、警備上の問題どうこう言うのにも納得できず
すべて統一することが良いことと考えているようですが、統一したメリットも思い浮かびません。
早く帰りたくても、お客様との納期という約束があるので帰らず仕事をすることが
そんなに悪いこととはどうしても思えません。

昔、やはりこのような問題が起きた時も納得せず、戦ったのですが、
結果折れ、いとこ手伝いに来てくれるようになり、現在はとても助かっているわけです。
以前は、しぶちか関係者と話していると自分の考えが間違っているように思えてきて
隣りにいた男気くんに相談して、自分の考え方がそんなおかしいものではないと確認していました。

今はぶれることはありません。
文句を言わず働くはんこ屋を尊敬してくれている家族がいて、
信じて注文してくれるたくさんのお客様がいます。

そんなに構えず、自然体で、納得できないことは納得できないと言うだけです。
長いものに簡単に巻かれないタイプです(笑)

一日15時間働く人が、しぶちかではルール違反の悪者らしいです。
ここはステキなショッピングモールではなく、昔ながら商店街。
統一ではなく、色々な個性こそが生き残りの鍵なのに。

愚痴にお付き合い頂きありがとうございました。

平成25年12月11日
東堂印章 荒見英樹

12月11日は少女時代の日本3rdアルバムの発売日。早速聴いてみると、1stアルバムに近い感じです。アルバムの完成度としては2ndアルバムの方が上ですが、曲の好みとしては3rdアルバムです。そのことを思いながら聴いていると
いとこが
「何にやにやしているの?」
「少女時代のアルバムを聴いているとなんだか、気持ちが上がって嬉しくなってきて、しぶちかのイヤなことなんてどうでもイイやと思えてきて。少女時代ありがとう」
「そこか。まあ、よかったね」
「好調な時こそ、それを阻止するような事が置き、それで気持ちまで、マイナス方向に向かうとダメなので、少女時代ありがとう(笑)」

このブログを読んでないと思われる昔からのお客様が来て、「来年の馬(のゴム印)、どうするの?」
「まだ、思いつけなくて。馬はどんな形でもそれなりにカッコよく、それで逆に難しいです。」
「天馬というくらいだから、あまり崩すわけにはいかないしね。写真でも同じよ。どんな馬の写真でもそれなりになってしまうのを、ちょっと変えて良くするのは、難しいのよ」
「馬への思い入れがないのも問題です。ちょっと思うのはペガサスにしようかな。羽を大きくするには縦書きかな」
「2頭の馬が競い合っている感じなら横にできるわよ」
「切磋琢磨な感じですね。でもはんこ職人の中に僕のライバルはいないです。だから一人で上を目指していくしかなく」

すると。ある美術家の講演を主催した話をして頂き、イジメられたことで、なにくそー見返してやると美術の道を進み、成功。
その人は
「昔は点をいっぱい描いた。でも今は点一つだけで空間を見せると言っていたんだけどあなたはどう思う?」
唐突な質問ですが、はんこ屋が今、どの程度のレベルかを推し量っているようです。
まあ、芸術志向ではないのですが(笑)
「空間を見せるというと、はんこの世界では篆書体、落款印です。いかに空間を使うかが勝負でとても難しいです」
「例えば点一つだと、見る側のレベルも問われるのよ」
この時点では、思い至りませんでしたが、落款印を作る時、文字から考えていたのを、空間から考えたらどうだろう。まず空間(空き)をデザインしてそれに合わせて文字を後から配置する。イイコト思いついちゃったな(笑)
今度来た時に、話してみましょう。
今、ライバルはいなくても、師とすべき人は色々な世界にいます。

更に昔からのお客様が、当店を知る前に作られたはんこをお持ちになり、これと似たテーストで言われて2本頼まれました。
東急で買い物して、戻って来ると言われ、その間にざっと書きます。良く知っているお客様だからすることです。
見本がオーソドックスな印相体なので、少しだけオリジナル感を出す程度に書き、もう一本は女性用なので、丸を意識して書き、オーソドックスなものも書いてみました。
たこ焼き片手に戻ってきてくれました。
「熱いうちにどうぞ。
あれ、なんかこっちだけ(女性用)気合いが入っているな」
「キレイな人のために頑張るタイプなので(笑)」
「ぼくもこっちの感じがいいな」
「ではざっと書きますね」
「いいよおまかせで。出来上がり楽しみにしているよ」
たこ焼きとプレッシャーを置いていかれました。

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ひさびさに頂いたくくるのたこ焼きは、柔らかく、口の中に温かさが広がり、美味しい。

ステキな音楽とキレイな人と美味しい食べ物、そしてやり甲斐のある仕事があれば、人生はとても豊かです。



posted by 一日3本 at 11:12| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする