耳をつけると動物の後ろ姿になる。
これは、覚えておかなければならない。
村上春樹さんの『1Q84』を読みました。
いつもならば、文庫本化されてから読む村上春樹作品ですが、
色々なことに後押しされ、初めての単行本読みです。
通勤電車で読むのがメインですから、単行本では、重いのです。
値段的には、最近はモチーフの資料のために
3千円前後の本を購入するので、
抵抗なく買えるようになっていました。
たまたま聞いた夜のJ−WAVEの番組でも特集されていました。
読売新聞で村上春樹さんのインタビュー記事も読みました。
ネタバレ禁止なので、内容についてはなぞのまま購入、
はんこ屋も書きません。
村上春樹作品は『ノルウェの森』を読み、
次に『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』を
読みました。
この本にいたく感銘を受け、誰かにそれを伝えたく、
でもそれは最初に勤めた会社を辞め、
次の会社に勤めるまでの空白期間で、
その誰かが身近にいませんでした。
そこで、ちょっと好きだった別の彼氏がいる女の子に、
その本に関する長い手紙を書きました。
(この話を最近友人に話したところ迷惑な話と言われました(笑))
しかし、その女の子は、本屋さんに行き
『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』を
手にしてくれました。
自宅にワープロもパソコンもない時代ですから、当然控えもなく
自分が何を思い、何を書いたか記憶もなく、そのストーリーさえ
既にあやふやです。心が動いた事実だけがあります。
それは、何年のことだったか、もしかして1984年だったら、
上手い具合にパズルのピースが収まるのですが。
で、思い出してみると、それは1989年でした。
残念ながらパズルのピースを収まりませんでしたが
『1Q84』は、自分にとって、いま読むべき本でした。
『Q』を羊の後ろ姿にするには、足をつけると良いでしょう。
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